エンジニアが情報発信する時に気をつけること

エンジニアが情報発信で気をつけること

以前書いた記事で、情報発信をオススメしたのですが、情報発信する時に気をつけた方が良いことをいくつかご紹介します。

1. 動作環境を記載する

エンジニアの技術情報は、どうしても動作環境・バージョンに依存する情報が多くなりがちです。メンテして、常に最新の情報を記載できてれば良いのですが、なかなかそうもいかないので、動作環境やライブラリのバージョンを記載することをオススメします。


2. 特定の言語・技術・製品に対するネガティブな意見は控える

言語や技術や製品において、適材適所であることはあっても、完璧なものはないと思います。完璧な言語、完璧な技術、完璧な製品、そんなものはあるのでしょうか?どの言語、技術、製品にも弱点はあります。

時折、「XXXは時代遅れ」「XXXは使えない」といった特定の言語・技術・製品に対するネガティブな意見をみますが、それらがその技術を使っている人へ、嫌悪感をいただかせることは自明であり、そのようなことをすれば、自分の評価や信頼を落とすだけではなく、エンジニア界隈で「関わりたくない人」に認定され、今後の仕事・転職に影響する可能性が高いです。

意外とエンジニア界隈は狭く、一度、小さな炎上をすると、すぐに周知されるため、SNSやブログでの上記のようなネガディブ発言は控えた方が良いでしょう。

自ら敵を作るようなことはしない方が得策です。


3. マウンティングをとらない

2と似ていますが、「XXXも知らないのは情弱ですね」「XXXがXXXであることぐらい知っていると思いますが…」といった、初学者や、まだその分野における知識がない人へのマウンティングは控えましょう。

なぜ、控えるべきかと言うと、このような発言はチームやコミュニティ、その人の周りの環境における心理的安全性を損なうことになるからです。

エンジニアは自由で気軽にコミュニケーションができる雰囲気・文化が好きです。またそのような雰囲気・文化のプロジェクト・チームは成功する確率が高いことが知られています。逆にマウンティングをとるような発言は、チーム・コニュニティの雰囲気を悪くし、そのコミュニテイ自体の活発性を損なう可能性があります。

多くのエンジニアは、そのようなマウントに対するネガティブな側面をよくわかっているので、マウントをとるエンジニアとは働きたくないと思うでしょう。結局、自分自身のためにもならないのです。

そして、そもそも、みんな初めは何も知りません。コマンドの叩き方も、コードの文法も、まず、ひとつひとつ知ることから始めたはずです。そのため、エンジニア初学者が、何かの知識について知らないからといって、それが悪いこと・劣っていることではないのです。

さらに、エンジニアにおける技術の範囲というのは、今や多岐にわたり、そして1つ1つが非常に専門性の高いものになってきています。例えば、Kubernetesについても、GCPについても、その界隈で一流エンジニア並みに「知っている」「できる」と言えるのは、本当にごく一部であり、マウントをとったところでたかが知れているというのがオチです。

Linuxの生みの親、リーナスが「リナックス ちょっとできる」というTシャツを着て皆んなの好感度を得たことは有名ですね。マウントをとるより笑いを取りに行きましょう。

1つめだけ方向性が違いましたが、私自身、これらの3つについて気をつけて、どんどん情報発信してコミュニティに貢献していけたらと思っております。

それでは、良いエンジニアライフを!