3-1. Pythonの整数型 (int) と浮動点小数点型 (float)


1. Pythonの数値型

Pythonの組み込み型には、整数型と浮動小数点数型(小数)と複素数型があります。
これら数値に関する型を、数値型と言います。


複素数を使う頻度は極めて低いため、このページでは整数型と浮動小数点数型を扱います。

数値型は先頭にプラス + (正号)やマイナス - (負号)をつけることができます。
プラス(正号)は省略できます。
また、読みやすさのために、3桁区切りでアンダースコア _ を挟むことができます。

x_1 = +10
x_2 = -12345
x_3 = 100_000_000
x_4 = 0.000_000_001

2. 整数型 (int)

整数を扱う変数の型を、整数型と言います。
扱えるデータの大きさに制限はありません。
変数の前にマイナス(負号)をつけると、正負符号を逆にするとができます。

num1 = 99999999999999999999999999999999999
num2 = +10
num3 = -num2
print(num3)
>> -10

3. 浮動小数点数型 (float)

小数を扱う変数の型を、浮動小数点数型と言います。
扱えるデータの大きさに制限があります。
ほとんどのコンピューターで扱える最大値・最小値は以下のとおりです。

  • 最小値: 2.2250738585072014e-308
  • 最大値: 1.7976931348623157e+308

また、コンピューターは2進数で計算するため、10進数で表現した浮動小数点数を、完璧な精度でデータを扱うことができません。例えば、小数の計算をすると以下のような結果になります。

0.1 + 0.1 + 0.1
>> 0.30000000000000004


この後に説明するdecimalモジュールというものを使うと、この問題を回避することができます。
▶︎ 3-5. decimalモジュール

また、指数表記を使うこともできます。

a = 1e+2
b = 1e-2

print(a)
>> 100.0
print(b)
>> 0.01

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