フリーランスのエンジニア 気をつけること3選

フリーランスで気をつけていること

前回、エンジニアとしてのキャリアの築き方 – フリーランス編 を書きました!

今回は、フリーランスになった時に、気をつけるべきことを3つ説明します。

1. スコープを明確にする

フリーランスでエンジニアをやる場合、自分が作業をするスコープを明確にすることが重要です。作業単体に対してもそうですが、特に、契約時にどのようなポジションを任されるのか、どのような作業はやらなくて良いのかをしっかり確認して、共通認識を持っておきましょう。

何度か見た例では、コーダーとしてジョインしたプロジェクトなのに、なぜか企画や仕様決めまでやらなくてはいけない状態になった、という人や、実装担当者としてジョインしたのに、リーダーが不在になって、リーダー代理をすることになった、などです。

契約時と違う作業内容・ポジションを頼まれた場合は、自分にその業務が遂行できるのかを考え、できない場合は、はっきり断り、自分にできると判断できた場合でも、しっかり単価交渉しましょう。

日本の会社は専門職が少なく、基本的に社員なら、業務に関わることを満遍なくやる、という文化がありますが、フリーランスの場合、それをやると地獄になります。やる必要のないこと、契約外のことをドンドン押し付けられるようなプロジェクトも稀に存在します。善意は大切ですが、自分の身を守るためにも、作業内容・ポジションが自分が認識しているものと違った場合に、突っぱねることができるよう、あらかじめ自身のスコープを明確にしておきましょう


2. できないことはできないと言う

上記 1と似ていますが、エンジニアの仕事は抽象的なことが多いです。「XXXというサービスを立ち上げるためのバックエンドエンジニアとして、作業をする」という作業内容でも、そのサービスのどの機能の実装を担当するか、テストするか、など契約時は決まっていません。そのため、実際に作業をしていく中で、担当が振り分けられます。その時、明らかに自分の手にはおえないような実装・期限の場合は、はっきり「できない」と言うことが大切です。

フリーランスとして働いている場合、パフォーマンスを十分に出さないといけない、と自分を追い込んでしまいがちですが、できないのにできると言って、結局できなかったというパターンが、チームにとっては一番よくないことです。

また、工数の見積もりもできる限りバッファーをもうけましょう。もしも、2日で実装が完了すると思っても、3日と考えた方が良いです。間違っても、ここで工数を少なく見積もって、自分の能力を高く見せようと(短い時間で実装が可能なエンジニアだと装う)してはいけません。できない約束はしないのは、ビジネスでも同じです。


3. 善管注意義務を怠らない

できないことをできない、というのは重要ですが、できることも手を抜いて、誠意的な態度を取らず、期限を伸ばしに伸ばすようなことは、実は契約違反になります。

善管注意義務とは「業務を委任された人の職業・専門家としての能力・社会的地位などから考えて通常期待される義務を負う」というもので、「通常期待される義務」というのが曖昧ではありますが、常識の範囲で仕事をしている場合、ほとんど問題にはなりません。できない作業はできないと言っても、この義務を違反したことにはならないことが多いです。

しかし、1度だけ、フリーランスの人が善管注意義務を怠って、お客さんとトラブルを起こしている現場に遭遇したことがあります。本人は終わったと言っいた作業が、実は終わってないということが発覚したそうです。後続の作業にも影響が出てしまい、プロジェクト全体に大きな影響が出たため、問題となっていました。

このように、明らかにその作業を全うする意思や誠意が見受けられない場合は、トラブルになるということは覚えておいた方が良いと思います。


まとめ

  1. スコープを明確にする
  2. できないことはできないと言う
  3. 善管注意義務を怠らない

それでは、良いエンジニアライフを!